スラックラインのナイロン製 表記について


文:FREEFALL編集長 高須基一朗

話題となっているスラックライン ナイロン製について考察。

上記リンク先の
『スラックラインの歩き方』のネット記事に
とても興味深い内容が記載されておりました。

投稿記事には、
現在、国内で販売されるスラックラインの全ての商品は、専門ブランド社が

銘打っているナイロン製品では無く、

ポリエステル製のスラックラインであると苦言を呈している点です。

編集部スタッフ一同もスラックラインの
素材がナイロン製である物だと商品説明を最初にお聞きしてからというものの、

疑う余地もなく鵜呑みにしていたので、

事実誤認している可能性があります。

事実とは異なる表現で記載していた場合については、
以後、誤ちが無きように編集部一同 修正に変更と徹底していく所存です。

さて本筋に戻りますが、熱は熱いうちにと思い、限られた時間の中で

スラックライン 各ブランドの本社が所在する各国の海外インターネットサイトなどを

把握している範囲で調査・確認し、

さらには海外とのメールのやり取りなどをしましたところ、確かにナイロンではなくポリエステルが主に素材として使われているのは間違いないです。


ただ、

①5cm幅のトリックラインの素材が、

間違いなくポリエステル100パーセントの商品なのか??

②スラックラインのブランド会社が、
素材の全てを表記しない理由に企業秘密な特殊な素材の編み込みが存在しないのか??

③一部、収縮性の強度を利用しナイロン製の素材が使われていないのか?

以上3点が現段階で気になるところです。

一部でもナイロンが使われているのであれば、ナイロン製も間違った表現 表記では無い気がします。


余談ではありますが、よく最近では当たり前に着こなす冬場の重宝商品フリースという衣服がございますが、ポリエステルとナイロンの混紡素材の品もあるようです。

ポリエステルにナイロンが編み込まれるだけで、肌触りの質感が良くなり、

耐久性や撥水性が向上するようです。

耐久性に撥水性が向上と、ここだけ切りとり考えると、ますますスラックラインも実際は混紡素材なのではと疑ってしまいます。


スラックラインのトリック分野においては、ラインの撓みを利用して飛び跳ねるスポーツでの特性上、

よりよく跳ねる用途にスラックラインもマイナーチェンジで進化を遂げております。

そうなるとラインの化学繊維の素材・強度・編み込みの加工技術については、各ブランドの特色であり、

ある意味でブラックボックスの領域であると認識しています。


あくまで推測の域を超えないので、
これは時間をかけて、予算をかけて、
じっくりと検証したい案件だと感じております。

わたくし個人の見解としては、
スラックライン専門のブランド会社が
ナイロン製と謳っているのであれば、
現段階では疑うより、事実誤認とご指摘を受けている点について疑惑を晴らすべく、
しっかりと専門誌の立場から、
素材を調べてくれる専門分野の研究施設などに検証していただいた上で、

正しい情報を発信・記事にしたいと感じました。


また、編集部内にナイロン素材を詳しく説明できる人材がいない故に、
素人判断で軽はずみに素材について
語れる話なのかは、些か疑問が残ります。

故に、折りを見て皆さんのモヤモヤした気持ちを記事を通じて解消していきたいです。


◆ポリエステルとナイロンの違いの記述があるサイトを添付しておきます↓

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