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考察! 2018年9月…3週連続トリックラインの大会となるのか!?

文:FREEFALL編集部 高須基一朗アメリカにドイツと海外での国際大会のイベント期間が先週末をもって全てが終了となり、遠征中の日本人ライダーたちも凱旋帰国。いよいよ国内トリックライン・シーンも熱を帯びるシーズンが到来する!現段階で国内トリックラインのビックイベントが9月に2週にわたり開催が確定。更には、3週目の9月末にISI公認トリックラインの大会も開催があるやもしれないという未来について今回は記事にしたいと思う。 9月期のスケジュール感は以下の通りである。Full combo Japan cup2018 9月16日(日)、17日(月) 会場:小布施ハイウェイオアシス(総合公園) 第9回ギボン日本オープンスラックライン選手権大会 9月22日(土)、23日(日) 会場:二子玉川RISE 
SLACKLINE FREESTYLERS!?(ISI公認) 9月29日(土)、30日(日) 会場:CHIMERA GAMES お台場特設会場(江東区青海臨時駐車場NOP区画) 
上記のようなスケジュール感で3週にわたりトリックライン大会が行われることとなれば、 週替わりで違うルール下で国内トップ選手たちがしのぎを削って戦いを挑むこととなる。 まず、「Full combo Japan cup2018」はJSPO(スラックライン推進機構)が主幹となって新たな独自路線での公式ルールを予定。 そして、「ギボン日本オープン・スラックライン選手権」の基本ベースは従来通りのルールであろうかと思うが、ドイツのGIBBONでも、二年連続で採用しているATAルールをいよいよ国内でも利用していくのかも注目のポイントになる。
 ISIルールの後援を受けてエクスエイラーが主催でキメラゲーム内でのコンペ開催については、正式発表が待たれる状況でありながら、キメラゲームの開催日程が発表となっていることとプレス向けのリリース内容にスラックラインが演目に記載されてることから何かしらの催しが開催されることは、ほぼ間違いないだろう。また今年5月に開催の同キメラゲーム内での十代の若者を対象にした『 TRICK LINE SUPER JUNIOR CONTEST 』が開催され、上位選手が「SLACKLINE FREESTYLERS」出場権を獲得していながら、「SLACKLINE FREESTYLERS」自体のイベントが延期となっている現状から、9月末に順延スライド開催のなる可能性は極めて高いと思われる。こうして各団体の三つ巴のトリックライン大会が開催される可能性が浮上。 激動の9月の3週間となるのか!? スラックライン推進機構、日本スラックライン連盟、エクセイラーの各3団体の今後の追加発表が待たれる。 【スラックライン推進機構】

アマチュア最強の称号は誰の手に!?

文:FREEFALL編集部 高須基一朗  国内アマチュア選手の頂点を決めるスラックライン全日本選手権大会がいよいよ明日開催される。 まずはルールについてだが、日本スラックライン連盟 傘下の国内で開催されたスラックライン大会のこれまでのルールとは異なる点があるので今一度、確認の意味も込めて以下の通り、column記事で検証したいと思う。 これまでの日本オープンなどの勝敗を決めるジャッジング方式は「スラックラインの歩き方」サイトにジャッジフォーマットが10月末にアップされているので参考にしてほしい。https://slackline.jp/judgement-form/ まず、基本ベースは加点式。トリックラインの技術を点数化し、基礎点を制定。 そもそも基礎点というものの、その基礎点が開示されていないということに違和感を持ったのは筆者だけなのだろうか!? 何をもって基礎点なのかは言及されず、不透明な部分もあるが、おそらくではあるが基礎点=技ごとに算出された得点が存在するということではないかと思う。 これは、この後にも説明するがコンボで連続して技を打ちした場合は、加点対象となることが定義されていることから推察できる。 参加アマチュア選手は、一度の競技で60秒間に出来るだけ多くのトリックライン技や連続して技を繰り出すコンボを行うことで高得点を目指し、競い合うものとしている。 また特段理由がない限り、時間は常に流れているので、時間内にいかに無駄なバットバウンスやチェストバウンスを使わないで技を打ち出すかもポイントになる。 60秒間の競技は2回までチャレンジすることが許されており、どちらか高い得点を採用。 ラインは3種類の高さが用意されており、そのどれを使っても技の得点には影響はないとのこと。 また乗るラインの高さは一度、選んでしまうと60秒間は同じ高さのラインを利用し続けなければならないことも補足しておこう。身長の低いライダーによっては足のつかない高いラインで競技をした場合、ノーダビング‘(減点ポイント)となるので、難易度の高い技などは高いラインで行い。スタティック系の技のCOMBOを武器にする選手は、低いラインで挑戦するなど、状況によってラインを変えるのも得点を伸ばす要因になることだろう。 それとは真逆にトリックラインの技術に自信を持つ者ほど、高いラインで連続して技を打ち出し競技するのが好ましいのかもしれない。  競技の加点ポイントについても事前に告知されており、 第一に、高さ(ラインに立った時の腰位置より高く上に飛ぶ) 第二に、競技をするライン上での振り幅(一頭身以上前後に飛ぶ) 第三に、トリックを打ち出すうえでの空中姿勢などのスタイル(グラブ等アレンジのあるスタイル)の3つの項目を加点対象とするようだ。 コンボ(連続技)については、技の基礎点が1.2倍として計算され加点。単発よりコンボで技を打ち出す事により高得点を狙えるということになる。コンボで技を連続で出していって、最後の技で失敗しても、それ以前の技はコンボとして成立するというから時間を使わずに加点対象となるのであれば、できる限りつなげてトリック技を出すのが上位を狙ううえで必須になるともいえる。 また減点については、従来通り軽微なダビングは基礎点から減点。 重度のダビングは基礎点ノーカウントとなる。 そして、ここがもう一つ重要なポイントとなるのは、同ラウンド内での同トリック(スタイルやグラブ位置が違うものも、基礎トリック技の携形が同じであれば同一トリックと判断される)60秒の中で同トリックについて、基礎点は加算されないが、加点と減点は何度でも評価されるという。 アマチュア選手の過半数は、60秒間で打ち出す技数の少なさという問題点を解決させる取り組みの一環とも言えるだろうか。 できる技数が少なくても、時間内で同一トリックでも様々なスタイルが出せれば加点することが判断できる。 そして今回のアマチュア大会で最も重きを置くべき着眼点となるのは、ビデオ判定を採用した点だ。これまで日本スラックライン連盟と密接な関係に位置するGIBBON JAPAN社の大会で採用してこなかったビデオ判定。 これは国内でライバル社の一つに位置するSLACKLINE INDUSTRIESが採用するISIルールがビデオ判定をいち早く取り入れていたことに、業界内のすみわけとの判断から採用されなかった背景が少なからずあったからだと感じていた。 そこをあえて採用した点については、業界の発展のためにも、大きな一歩を踏み出したといえる。 ただし、前述の通り大会当日に各選手の総得点は公表すると日本スラックライン連盟は公言しているものの、各トリック技の得点がどのように基礎点に該当するのかが不透明であり、技の個別の配点については公表できないことが補足されている。 トリックライン競技を得点化することを発表していながら、すべて開示されない座組となると、得点を順位確定の判断基準にした意味合いが薄れる。一つの例をとると、体操競技やフィギュアスケートなど、加点方式の得点での競技判断は、すべての技の得点が開示されている。 それゆえに、合計点が発表されたところで、競技者は何が順位確定の決め手となり、得点につながっていたのか明確に判断できない。 本来は、得点の内訳が明確に出ることで、大会後にさらなる高みを目指す技術向上のための課題につながるわけだ。 細かな得点の内訳が発表されないとなると、競技者からしたら、自身が打ち出した技が、 加点対象になったのか?減点対象になったのか? これを開示しない限り、本当の意味で納得のいく順位付けにはならないだろう。 仮に、0.1ポイント差というように表彰台のボーダーラインを僅差で敗戦した選手は、その納得できる判断材料が少なすぎる。 日本スラックライン連盟が競技を得点化した以上、この点については改善点として、早急に改正するべきではないかと感じる。 どちらにしても明日には、国内初の日本スラックライン連盟認定のアマチュアの頂点が決まる。 参加選手は、この新ルール条件下で60秒をどういった演技構成を組んでくるのかも楽しみの一つである。   

アマチュア大会 第二弾 …ワールドクラス・カテゴリー初お披露目!

文:FREEFALL編集部 高須基一朗今年で3年連続の第3回大会目を迎えるへきなん総合型スポーツクラブ主催のスラックライン・クラス別大会。まず、なんといってもオープン部門カテゴリーでプロ参戦が許されるSクラスへのエントリー状態が気になるところ。国内での一年のしめくくり的な要素が多いGIBBON日本オープンが終わった現状で、トップライダーたちはひとまず、シーズンオフ的な期間がスタートとなる11月に、愛知県にトップライダーがどれほど集まるのかという点も興味深かった。蓋を開けてみれば、明日のプロライダー参戦は総勢5名。このプロライダー参加人数から推察するに、やはり国内スラックライン市場は、オフシーズンというのは否めないところだ。ただ、そんな状況下でも運営側は工夫を凝らしており、過去に本イベントにおいて前例の無いワールド・トップクラスという新カテゴリーを設定。明日のメインイベントの一つとして予定している。このカテゴリーでは世界のトップ戦線で戦う二人、田中輝登選手と細江樹選手が一騎打ちで三本勝負を戦うこととなる。第1ラウンドでは、スラックラック勝負。第2ラウンドでは、初心者用の低いライン。第3ラウンドでは、競技志向向けのラインで勝負。他カテゴリークラスの競技進行とは別に3本立てで勝敗を有する形となる。世界と戦う日本屈指のトップライダー二人が、がっつり技術を見せて戦うというのだから、この対決だけでも当日 生で観る価値がある。5名のプロライダーから、この2人を差し引いて、Sクラス参加者は、中村陸人選手、松本礼選手、渕上万緒選手の3人が参戦。三つ巴の戦いも楽しみの一つとなるだろう。この3人は総当たり戦で戦う。注目すべきは、ここ半年余りは大会へエントリーしていなかった渕上万緒選手が満を持して登場!9月から技術向上に猛特訓で取り組み、縦系の技であるミスティーやスカイダイブをここにきて仕上げて参戦する。どこまでSクラスで戦いきれるのかというのもポイントだろう。個人的には下馬評を覆して、渕上万緒選手に新技をメイクし、会場を盛り上げて勝ち星を拾ってもらいたいものである。11月から3月いっぱいの約四ヶ月期間は、プロライダーの大半がオフシーズン入りという状況からなのか、10月後半からアマチュアライダー達のトリックラインに対する熱量の強さがSNSなどを通じて本当に際立つ状況にある。これは、9月に開催されたフルコンボや10月の日本オープンと、立て続けに国内で数々の名勝負が生まれたことがアマチュア層のトリックライナー達に良い影響を与えている。先週に開催されたYUKIMI-CUPもでも、総勢70名のアマチュアライダーが参戦となった。盛り上げりぶりを一つの目安で例えるならば、トリックラインが国内で定着した第2回日本オープンや第3回日本オープンを彷彿とさせるほどだった。そして、なによりも注目している点は、将来性のあるアマチュアライダーが中部、関西エリアの選手層の中で、どれだけいるのかという現状を把握できることも非常に楽しみである。そしてアマチュア部門へ参戦するライダーの中から、新たなヒーローが登場することに期待が膨らむ。http://www.geocities.jp/hekinan_ssc/ 

NIPPON OPEN

画像@GIBBON SLACKLINES JSAPAN文:FREEFALL編集部 高須基一朗 GIBBON SLACKLINES JAPANが創設後、豊洲BUDDYにて2010年に第1回 大会開催を皮切りにこれまでに毎年1回のペースで開催している「ニッポン・オープン」。 「ニホン・オープン」でも「ジャパン・オープン」でもなく、正式名称は「ニッポン・オープン」という表記の送り仮名が正しい。 巷では日本オープン=ジャパン・オープンと英語引用を略してJO(ジェー・オー)などと言い回しをするものたちも多いが、運営側は、この「ニッポン・オープン」という表現を頑なに重要視している。 このニッポンという言葉を引用、または継承する形で、NIPPON LINEという日本人 大杉徹選手(GAPPAI)オリジナル・シグネチャーモデルのネーミングのスラックライン・モデルが本年度に生産されているがゆえに、この表記・表現は正しく伝えていくべき要素なのかもしれない。 8年連続8回目の「GIBBON NIPPON OPEN」が今週末2017年10月21日~22日までの2日間での開催が差し迫っている中、 スラックライン専門誌を手掛ける立場として独自の視点で見どころを特集したいと思う。 深読みするための煽り番組的要素を盛り込んだcolumnとして読んでくれたら幸いである。先月、長野県小布施町でスラックライン・ワールドカップ「FULL COMBO」の開催されたのは記憶に新しいところだが、出場した海外選手の顔ぶれが非常に豪華であった。 この結果から、「GIBBON NIPPON OPEN」に参加する招待選手のラインナップが「FULL COMBO」に比べると劣ることが危惧されたが、ふたを開けてみれば、それを覆す形で遜色なく豪華な海外勢の選手の参戦が発表された。 すでにスラックライン・ファンの間ではご存じの方が大半かと思うが、GIBBONブランドのサポートを受ける知名度抜群な世界で活躍するライダーが集結。スラックライン業界において、世界の中心が日本であることを知らしめる招集となる結果であったといえる。 エストニアからは、マドンナのバックダンサーとして名をとどろかせ、スラックラインで世界中を回った経験も持つヤン・ローゼ選手。(2度目の来日) ブラジル人ライダーでは、数々のタイトルを獲得し続ける世界トップレベルの選手の一人であるペドロ選手。 アメリカからは、レッドブル・アスリートとして同じく世界のトップ戦線で活躍するアレックス・メイソン選手(こちらも2度目の来日) そして、女子部門において、来日を日本中のスラックラインファンが待ち望んでいたブラジル出身のジョバンナ選手の初参戦。なんといってもペドロ選手&ジョバンナ選手の両ブラジル人選手が初来日することにはついては、心弾む状況にあり、二人のトリックラインの豪快かつ美しいトリック技を、生で見れるということを考えただけで贅沢であり楽しみでならない。 「GIBBON NIPPON OPEN」という日本の頂点を決めるコンセプトの大会にも関わらず、世界のトップライダーが、このタイトルを狙いに来日した形であり、本年度6月にドイツで開催した同ブランドGIBBON社が銘打っている「SLACKLINE MASTERS」ワールドシリーズ戦の世界レベルに負けず劣らず、世界水準を超える大会になるであろうことを予想できる。 ルール・ジャッジングシステムはGIBBON本家ドイツで本年度に採用されたATAルールを日本オープンでは採用すること無い。従来通りの国内独自のジャッジング方式で進行することで間違いなさそうだ。一部変更された点としては、これまで固定されたジャッジメンバー3人の人選が、ついに変更になっている。勝敗判定が、人選変更により、どのように下されるのかも興味のある点である。日本のトップライダーたちが一堂に集い、頂点を目指して競う真剣勝負は楽しみではあるのだが、毎度ではあるものの、どうしてもアマチュア出身の選手たちが、この強豪ひしめく世界のトップ選手を相手に どこまで食らいついて活躍するのかが筆者の興味の中心にある。 どんな試合でも真剣勝負に絶対勝利はない。 国内のトップ選手であれば、この伝統と格式ある本イベント「GIBBON NIPPON OPEN」では少なからずプレッシャーは感じるであろうし、アマチュア選手たちにも勝ち星を獲得するチャンスがある。 故に、アマチュア選手たちが、とてつもない度肝を抜くトリック技を本番で成功させて、下馬評を覆す形で勝ち星を掻っ攫ってくれることに期待している。オープン男性部門において、注目しているアマチュア選手として最初に名を挙げるのであれば、石田創真選手に高科英一選手の両2名。 二人ともに社会人として日中は仕事をして、少ない練習時間をうまく使ってスラックラインの技術を高めていった選手である。限られた時間で技術を磨き、スラックラインと仕事を両立させてる姿は、親近感を持てる存在であり、スラックラインを"たしなむレベル"の者たちの模範となる。そして、このアマチュアレベルの選手たちが大舞台で活躍することこそが、トリックライン競技人口を増やす きっかけの一つになるのは間違いないからだ。 国内トップ選手の人間離れした超絶技を素人目に観ても、トリックラインを趣味の一つにスポーツとしてやってみようと、直結にはつながらない。 アマチュア選手が、エンジョイ・スタイルを大舞台で見せつけることも、実はとても大切なことである。 アマチュア選手が善戦する姿こそが、筆者が、思い描く楽しめる見どころポイントだ。 競技は違えども、スラックラインと何かと共通項が多いスノーボード競技に目を向けても、ビックエアーの大会、ハーフパイプ競技、スロープスタイル競技と、多種多様なスノーボードの競技が存在する。(ネットで検索してください)同様にトリックラインの分野でも、今後、様々な枝分かれした派生するジャンルを確立して初心者が自分の適性を理解して気軽に取り組める競技環境づくりを確立していくことも大切である。加えて、アマチュアとプロに線引きに、深い溝を作ってしまうことを回避することも忘れてはならない。 それゆえに大衆向けの誰でも手軽にできるスポーツ・コミュニティーというコンセプトを崩し続けると、スラックラインはマイナースポーツから脱却することは、何年も先になってしまう。 本筋の日本オープンの話から脱線しすぎてしまっている感を否めないので本筋に戻す。先日、高科選手のトリックラインの練習を久々に目の当たりにしたのだが、バックタスティックからの3COMBOがすでに完成形に近づいている点。そのほかにも単発ながらバキシマスなどのバックバウンス系の安定感は、プロ顔負けといえる。 仮にバックバウンス系を苦手とする選手と高科選手が対戦となった場合を想定すると、アマチュアながらプロ打ち負かす可能性も考えられる。 石田創真選手についても同様に、体操競技の出身者ゆえに、トリックラインでの技を打ち出す際の空中姿勢に空間認知能力と適応力は、ずば抜けている。 先月9月30日をもって、スラックラインのトリックライン競技をはじめて丸2年間の節目を迎えたというが、たった2年間でトリック技術を国内トップクラスの技術へ仕上げている状況を考えると、今後の成長も末恐ろしい。 今年度の春先の新宿中央公園でのイベント「SLACKLINE FREESTYLERS」から8月開催の「OCEAN SLACKLINE」までの4か月の期間でも明らかに技術は急速に伸びていた。それゆえに、そこから更に10月までの2か月間でも技術は明らかに伸びているだろう。ここ数か月の練習環境には同じくアマチュア選手で体操競技出身の梶田(かじた)選手と、技術を磨きあっっているのも技術向上の相乗効果を生んでいるともいえる。余談だが、この梶田選手は11月の全日本アマチュア選手権へ大会初出場を予定しており、アマチュアながらインポッシブルの大技をメイクできるとの話なので、本誌FREEFALL編集部でも注目している選手である。 石田選手の師匠であり西日本スラックライン界の生ける伝説、竹中一朗選手へ電話取材にて話を聞いたところ、「春先に比べると、(石田創真選手は)間違いなくメイク率が上がっています。それに、チェストから前回転のフリップのメイク率は抜群でCOMBOも仕上がってきていますね~。一緒に週4日のペースでトリックラインの練習に頑張っていますよ」「GIBBON NIPPON OPEN」初戦を突破できれば、石田創真選手の存在感を世に知らしめることになる。 そして忘れてはならないのが、小学生ながらにあえて、一般男性部門で大人たちに交じって本年度より挑戦をし続けている林映心選手にも注目している。 木下晴稀選手に中村侑我選手と、国内屈指のライダーと供に練習環境に身を置いていることが技術面での成長速度を押し上げている。 今年は、フロントからバックと交互に縦回転を組み込んだCOMBOで打ち出し技の安定感が高いがゆえに、この日本オープンでも、大物食いをやってのける可能性もあり得る。 また、スラックラインフィットネスで活動を続けている波多野氏が、その活動実績を提げてスタティック系の技で会場を盛り上げてくれるであろうことが予想される。アマチュア選手の独創性あるポテンシャルで、どうやって盛り上げてくれるのか?筆者には楽しみな点である。 女子オープン部門では、やはり4強の壁を打ち破るのは容易いことではない。4強とは、福田恭巳選手、岡田亜佑美選手、須藤美青選手、ジョバンナ選手、この4人を示すことでまずは間違いないだろう。おそらくトーナメントの4本の柱をこの4人と想定した場合、トーナメント表で順当に勝ち上がった場合は準決勝で、この4人が当たるようにトーナメント表は間引かれることになる。そして、この4強の壁を打ち破る者が現れるのかも見どころの一つ。オープン女性部門での能力面と安定性で考えた場合、やはり田中咲希選手と佐々木優選手、ともに14歳の中学2年生 仲良しコンビが、この4強の牙城を破るのかが気になるポイントだ。佐々木優選手に限って言えば、東京の室内練習場である豊洲BUDDYにおいて、筆者が管理している立場上、練習を毎週のように見て、成長を目の当たりにしている。「GIBBON NIPPON OPEN」で4強を破るための戦術面での対策に余念がない。横回転フロントサイドのバット720度の大技などを本番でメイクできれば、この4強を脅かす状況もあるだろう。また、小学生ながらに林映心選手同様に一般部門へ参戦している佐々木燈選手(小学六年生)の存在も忘れてはならない。本番に強い佐々木燈選手は、今年に入りUNIQLOの春ものキッズ新商品で、UNIQLOモデルを務めた経緯もあり、それが評価される形で東京ドームで開催されたUNIQLOキッズイベントへの参加など、大舞台での活躍がたびたび見受けられる。よって大舞台で場慣れしていることを差し引いて考えると、4強を打ち破る能力を秘めている。720度フリーフォールやブレンダの大技がしっかりと成功するかが、勝敗を左右するだろう。そして男子一般部門同様に、アマチュア代表として大西美雪選手に松本美紀選手にもベストパフォーマンスで会場を盛り上げてくれることに期待している。36歳以上のマスター部門においては、ともにクロニックに練習拠点をもうけている竹中一朗選手と田中健雄選手、この二人が優勝候補であることは、ほぼ間違いないだろう。 そこに割って入るべく中村学選手と新井正城選手の挑戦も、また楽しみだ。 この4名の招待選手の技術面でのチカラ差は歴然であるが、アラフォーがこの日本オープンの大舞台で、精いっぱい体に鞭を打って頑張る姿を楽しみたいと思っている。 キッズ部門に参戦の子供たちについては、 大戸元気くん、 大沼颯仁くん、 大沼宙樹くん、 栗林憧羽くん、 田中健介くん、 中村陸人くん、  竹部栞桜ちゃん、 舛岡心音ちゃん、 舛岡蓮凪ちゃん、 山森さほちゃん、 キッズ部門は男女ともに、子供たちの急成長の情報が、ふり幅が広すぎて、誰が優勝するのかわからない。 しいて言うならば、やはりブランドサポートを受けてるキッズライダーが、自身のプライドをかけて戦うという観点からみると、頭一つ技術面で抜けているのではないかとは感じる。 個人的な見解でいえば、九州や北海道の地、はたまた地方から、台風直撃の悪天候の中で、遠路はるばる家族の協力あって、東京の会場へ上京している背景を知ってしまうと、地方出身の子供たちには、何かしらの結果が伴ったらと、ひいき目で見てしまうところがある。 初日に誰が勝ちがるのか!?明日の開幕初日まで24時間をきってるが、今から興奮が冷めやらぬ状況にある。

11月はアマチュア3週連続イベント! アマチュア層を更に広めるポイント。

 文:FREEFALL編集部 高須基一朗 11月3日(金・祝)YUKIMI-CUP 2017 11月12日(日)第3回 全国スラックラインクラス別大会 in碧南  11月19日(日)第1回 スラックライン全日本選手権大会 3週連続でアマチュア大会へ取材に伺う予定。  専門誌の立場でいえば、ここで活躍する未来ある選手たちを発掘して大会後に記事でピックアップすること。 それは責務だと思う。  そして、その選手たちが日の目を浴びる状況を確立することこそがスラックライン界の未来を明るいものにするからである。 注目すべきアマチュア選手としては、 男子で 石田ソウマ選手 栗田賢二選手 広瀬一真選手。「OCEAN SLACKLINE」でも活躍したこのアマチュア3強が、残り1ヶ月間で、どこまでトリックライン技術を伸ばしてくるのかが気になるところではあるが、今回の記事ではアマチュア大会へ参加する選手たちの置かれている練習環境を軸に、東日本と西日本を対比させて記事にしたいと思う。  西日本エリアでスラックライン人口が最も集中しているのが、愛知県、大阪府、兵庫県。このエリアを中心にして、前述の石田ソウマ選手と広瀬一真選手などの取り巻く練習環境は非常に整っている。 さらに先月、愛知県出身の細江樹選手がWorld Cup「FULL COMBO」で世界王者へ輝いたことがスラックライン熱の火付けとなり、西日本エリアのスラックライナーたちのコミュニティーの輪が更に広がっている。 練習環境は、もちろん大切だが、そのエリア出身の選手が世界のトップに君臨したことを証明することは、大きな成果をもたらす。一緒に練習するものが世界で戦えるということになれば、モチベーションにも大きく影響を与えるからだ。「室内練習場の安定感」更に西日本エリアでは、スラックライン室内練習場の充実ぶりが目立つ。関西初スラックライン専用・室内施設である兵庫県クロニック神戸、  同じく兵庫県のパークM、  9月よりスタートした愛知県名古屋市のガンバデの登場と、 西日本エリアのスラックライン専用 室内施設が次々に登場している充実ぶりが競技人口を増やし、それを取り巻くアマチュア選手たちの精力的な活動も目立つ。 雨・風の影響を受けず、常時、気軽に練習ができるスラックライン専用の室内練習場は、選手の成長を急速に伸ばす。  ゆえに今後、西日本から非常に能力の優れたトリックライン部門における選手が次々に輩出されていくであろうことは間違いないだろう。 これは関東圏を主軸にしているライダーたちにとっては、非常にうらやましく思える環境である。 関東圏において、室内で雨風を凌げて集中してトリックラインの練習ができる環境で考えた場合、●東京都府中市のウエストロック  ●東京都江東区豊洲BUDDY ●埼玉県戸田市ミスコンダクト ●千葉県茂原市のambox  以上4か所が該当するだろうか。 余談ではあるが、過去に杉並区ソラニス、台東区インディゴと2か所のスラックライン専用の室内練習場は存在したが、どちらも数年前に惜しまれつつも閉店している。現状でトリックライン大会へ出場するレベルの選手たちを満足させる、ラインの張り具合と高さを確立できているのは、豊洲BUDDY、ミスコンダクト、ambox。 ただし、豊洲BUDDYは毎週水曜日18時~22時のみで週に一回のみの開催。 ミスコンダクトは不定期ながら金曜日を軸に開催と、利用者の都合でスラックラインが定期的にできる環境に無い。 この二か所の練習環境はスラックラインが常設されて無いので、練習するための設営を余儀なくされており、練習開始までに少なくとも1時間の時間が奪われる。それゆえに、限られた時間制限での練習となるわけだ。 豊洲BUDDYもミスコンダクトも、おそらく概算で夕方から実質3時間程度が練習時間となる。それに比べると、ウエストロックとamboxは、スラックラインが常設状態になるので、設営などに時間を取られることなく営業時間内であれば気軽にトリックラインを楽しめるので、これについては、とても便利だ。 ただし、ウエストロックは、クライミングジムであることが軸にある以上、スラックラインは初級、中級者向けのセットアップとなっており、少し低めの高さ、短めに張っている。  これは、トリックラインを競技志向で取り組んでる者たちにしたら、少しばかり物足りなく感じるのは事実だろう。 それとamboxについても、千葉県茂原市という立地ゆえに、首都圏近郊のライダーを軸に考えた場合、けっして気軽に行ける場所にない。以上を踏まえて、西日本エリアのスラックライン専用施設の立地環境にトリックラインのセットアップ事情などの充実ぶりに比べると、正直に言えば関東圏の室内練習環境は劣る。 何か一つ決定打に欠けるといった物足りなさの状況が、今の関東圏の室内トリックライン練習場の実情になるわけだ。  一つだけ補足すると、都内では体育館を利用したスラックラインの練習環境が数か所存在しているが、エリア在住の住民が体育館利用者として過半数以上いた場合に限り体育館を利用できるという縛りがある。 本来、区内の小学校や中学校の体育館利用とは、一年ごとに更新があり、その区内の在住もしくは働く者が半数以上いた場合、施設を管理する区役所の許可を得て、利用できるルールの上で団体利用が成立している。 それゆえに、スラックラインで体育館利用の申請許可を得ていたとしても、それは基本的には事前登録している申請者のみが利用、限定であるということである。 ルールにのっとり体育館でのスラックライン活動をしてほしいと願う一方で、では体育館を利用してのバスケットやバレーボールの練習試合で区外の方が練習相手として体育館を利用した場合は、どうなのかというと、それは暗黙のルールで利用できるグレーゾーンの利用者が多いのも事実だ。 それならば、体育館のスラックライン利用も幅広く区外の者たちも利用できたら良いのにと思ったりもするが、現段階でルールを破るような行動で荒波を立てることは得策ではない。 では野外で開催している練習環境の充実ぶりということを軸にして考えてみよう。 ご存知の方も多いと思うが、西日本エリアに比べると、関東圏はトリックラインをやるために、公園などの公共施設を利用すること自体に、寛大に受け入れ態勢が整っていない。どちらかといえば、公園敷地内でスラックラインをやることに対して管理する行政機関からは否定的な意見が多い。それゆえに、首都圏近郊での野外でトリックラインの練習ができる場所も片手に数える程度だ。 これは元をたどれば、代々木公園の公園管理課の影響力を持つ”お偉いさん”が、スラックラインに対して、えらく否定的な意見をもっており、代々木公園が「スラックラインNG」ということが引き金となり、都内23区・公園管理課の担当者の耳に届き、この情報が拡散し、23区の多くの公園でスラックラインが樹木をアンカーにして張れない現状にある。 とはいえ、必ずしも絶対にスラックラインを公園で張ることがダメということではなく、 野外スラックラインに対して行政が厳しい見解を持つ真っ只中でも、公園を管理する役場の人間と話し合いを持って許可を取った場所もある。 関東圏・都内近郊で判断した際に、代表的な場所でいえば、埼玉県朝霞市「朝霞の森」であろう。 トリックラインの定期練習を開催できる環境がすべて整っている。 朝霞市在住の西夫妻の尽力によって、話し合いを積み重ねて行政の理解を得て、努力の上でスラックラインが市民権を得ているといえる。 「7年前は東京の公園で、どこでもスラックラインができた」振りかえって7年ほど前、筆者がトリックラインに熱量を持って取り組んでいた時代には、東京のど真ん中、文京区役所を目の前にする丸の内線 後楽園駅の横 森林広場(東京ドーム横)や、 首都高速神田橋出口の神田橋公園などの人目をひく目立つ場所で、堂々とトリックラインの練習をしていたことを考えると、関東圏の現在のライダーたちは、場所を選べずに肩身の狭い状況でトリックラインをやっていることになる。 また、時には豊島区役所前の広場でトリックラインを行い、区の職員が一緒になってトリックラインを平日の昼休みにやってくれたこともあった。筆者は、仕事がら移動が多い。移動の合間の昼休みにはランチを食べながら、様々な公園でスラックラインを張ってランチタイムを有意義に活用していた。移動先の近場でスラックラインが張れる程度の良い公園を探すのがいつも楽しみでならなかった。当時は、まだまだスラックラインの知名度が低かったこともあり、行政の対応も明確に結論ずいていない中だったことが前提であったことは否めないが。「公園で誰もが気軽にスラックラインが張れることについて考えよう」この現状を打開するためには、日本スラックライン連盟が中心となって音頭を取り、都内での公園敷地内での野外スラックラインを実現するために、公園を管理する行政と話し合いを持つ必要性があると感じている。  公園内でトリックラインを張れる環境が増えれば、おのずとスラックライン人口が増えるのだから、連盟にとってもこれを実現できればメリットの何物でもない。 そして、どこでも張れる環境が整えば、筆者が過去に経験したような各々の判断において単独で公園で張ることもできるであろう。  アマチュア選手向けのイベントが今年11月に3週にわたり開催している実情を考えても、更にアマチュア・イベントは一層増えていくことになる。 アマチュア層のすそ野をより広めるためには、公園で気軽に利用できるスラックラインとして関東圏の公園でスラックライナーたちが市民権を得ることこそが絶対条件になっていくと感じている。    この練習環境という観点を元にした分析から、関東圏の公園事情を緩和しない限り、更には、年がら年中いつでも気軽にできる室内練習場の確立ができない限り、今後、モンスター級のトリックライナーが登場するであろう人数は、西日本エリアのライダーと比較した場合、関東圏のライダー数も統計的に低くなるのは必然ともいえる。アマチュア大会が増えることはとても素晴らしいことだが、それに呼応するように練習環境の拡大、拡張、整備をもっと真剣に考えていかなければならない。

テーマ性が光るお菓子カップ2017を紐解く。

文:REEFALL編集部 高須基一朗写真提供:Slack Monsters(スラック・モンスターズ )毎年、年に一度のペースで開催している本イベント。 今年で4度目の開催となる。 国内でスラックラインをたしなむライダーたちで知らない人はいないであろう、トリックラインの黎明期より日本を背負って戦い続けてきた久保貴臣氏がプロデュースするイベントである。 ユニークな試合形式で、参加費は各選手が持参する「お菓子」。 参加費となる「お菓子」の上限金額は無く、各々の価値観で持参すれば参加できる。 参加資格に年齢制限なし。男女混合、プロ&アマ混合の草イベントである。 トーナメントに勝ち上がるにつれて、勝者が敗者からお菓子を獲得し、勝ち上がっていく毎にお菓子が増えていく。勝敗は、会場にいるすべての観客者(参加選手)の挙手によって確定。挙手の獲得数の多い選手が勝ち上がりとなる。 会場には、お菓子が戦利品ということも相まって過半数が子供という環境から、日々のスラックラインを通じた子供たちとの関わり方や、子供たちからの人気や信頼を獲得しているかということが大きく勝敗を左右するわけだ。このことをお菓子カップ関係者は”子供ポイント”と表現し、参戦する大人選手が勝ち上がるための重要視するべきポイントになる。 日々、スラックラインを通じて子供たちと、どうやって接しているかということも、大きな意味を持つ。 それゆえに、スラックラインを楽しんでいる子供たちとの接し方を、大人たちが今一度考えさせるテーマ性となっており素晴らしい。  アンカー間は30mに高さは150cmとなり、今月末に開催のGIBBON SLACKLINES主催の日本オープンを想定したセットアップで進行した。 今年の1DAYトーナメントには、なんと総勢22人が参加。全20試合が行われた。 サプライズゲストとしては、日本を代表するスラックライン・マスターの一人である大阪在住の93(草刈宏之選手)が初参戦。 とはいえ、このお菓子カップは、トリックラインでの技術もさることながら、前述の通り会場にいる子供たちとのコミュニケーションが勝敗を大きく左右する。 トリックライン技術でいえば、日本のトップライダー達に引けを取らない93が、関西の遠方から参戦していることが仇となり、初戦敗退という驚愕の結果から幕開けとなった。 これが仮に、関西のイベントで初戦の対戦相手が子供でなかったならば、間違いなく初戦敗退の結果にはならなかったであろう。その他にも、栗田賢二選手、佐々木康之選手、猪鹿野真一選手、舛岡広一選手、更には総合プロデューサーでありながら、選手としても参戦した久保貴臣選手と、そうそうたるメンツが本イベントへ参戦したが、決勝へコマを進めることなく撃沈。 ちなみに余談ではあるが、久保貴臣氏は、総合プロデュサーであり、イベント進行のMCを務め、更には選手として活動と、一人三役をこなしていたあたりが、このお菓子カップのユニークさをさらに盛り立てる演出となっていた。要するに、プロデューサー久保貴臣氏が、その都度に状況と立場に追われて、てんやわんやになっていることがアットホーム感をさらに強調する形となっている。 お菓子カップというユニークなネーミングを崩さない演出が素晴らしい。 トーナメントの決勝へコマを進めたのは、人気&実力ともに申し分のない、 福田恭巳選手と須藤美青選手の二人。 日本オープンを数週間後に控えての女子頂上決戦の前哨戦となった。 名だたる男子選手が参戦する中で、それを蹴散らして、女子二人が決勝の舞台へ上り詰めていることも、このお菓子カップを象徴するトーナメントの筋書きなきドラマであり、意外性抜群な結果といえるだろう。 最終試合の決勝戦について久保貴臣氏は、 「世界で通用する女子トップ選手として、決勝戦は本当に素晴らしい戦いでしたね! 観ている人たちも本当に楽しめる技術の高さが光る決勝戦でした。なによりも、二人が盛り上げ上手なところが楽しかったです」 結果は、フロッグやバットフロント、スカイダイブなど安定した縦回転トリックのCOMBOを成功させた須藤美青選手の勝利。 表彰台には 優勝が須藤美青選手 準優勝に福田恭巳選手 3位に佐々木燈選手 4位に栗田賢二選手となった。 続けて久保貴臣氏は、 「今年はぎりぎりで開催日を1週前倒しに変更することになり、もともと参加を予定してくれていた選手たちが参戦できなかった。参加を断念することとなり、迷惑をかけてしまった選手に対して、 まずは、この場を借りてお詫びしたい。本当に申し訳なかったです。 今年のお菓子カップを楽しみにしていて参戦できなかった選手のためにも、引き続き、来年もお菓子カップを開催する予定です。来年は早い段階で大会日程を発表したいと思っているので、是非ともたくさんの方に参加してもらいたいです。そして、スラックラインの楽しさをイベントを通じて知ってほしいですね」 この数年を振り返れば、国内でのトリックラインでのイベントは競技志向が強まるばかり。 そんな中で、こうしたエンジョイ・トリックライン・コンペが絶やされないことは、とても大切なことだ。 

国内初!スラックラインWorld Cup「FULL COMBO」...ついに17日に開幕!

 文:FREEFALL編集部 高須基一朗来週17日より開幕するWorld Cup「FULL COMBO」への出場が確定している日本人選手達について、コラム記事にて取り上げさせていただきたいと思う。まずは、World Cupで間違いなくトップ戦線に食い込んでくるであろうこの四人について、一言で表現してみた。能力値で細江樹選手安定性で木下晴稀選手爆発力で田中輝登選手適応力の中村侑我選手4人とも一言で表現できる通り、個性の塊で、各々にトリックラインの演技構成に色が違う。この個性の違いが、ぶつかり合うWorld Cupとなれば、スラックラインイベントとして極上の物語が用意されることになるだろう。 この一年ばかりの期間を振り返っても、アメリカ、ドイツ、フランス、スペイン、ポルトガル、各国で開かれている国際大会で、この四人の日本人がスラックライン界の勢力図を書き換えて、活躍し続けている。世界で通用する日本人の選手層の厚さは、ピークを迎え、際立っているともいえるだろう。 ゆえに、日本国内でワールドカップが開催されるのは必然。現在、スラックライン界の世界の中心は、間違いなく日本だ。これは疑いようがない、まぎれもない事実でもある。そして、この4人が、World Cupで世界の度肝を抜く超絶テクニックで大暴れして、存在感をみせてくれるであろう。縦軸の3回転技を…大舞台で誰がメイクするのか!?2回転→2回転→2回転の3COMBOはでるのか!?World Cup開催の日が待ち遠しい。 この4強に待ったをかけるのが、 トリックラインの技術面での技数のバリエーションの帳尻を、このWorld Cupに合わせてきた縦回転のスピンマスター早坂航太選手に、 アマチュア最強・粘りの栗田賢二選手。この二人にも是非とも注目してほしい。 この4強と渡り合うために、どう戦うのかという点も見どころの一つである。 早坂選手に関して言えば、新たな縦回転の新技を引っ提げて、 ワールドカップへ挑む。 栗田選手は、+90度の横回転軸をスイッチ・スタンスなどで多用して270度を武器にする。大技でもなくとも確実に5COMBO以上をつなぎスタイルで 加点していく。プロ選手のように派手さは無くとも、残り1秒までISIの採点法ルールの特性を熟知した上で、粘りの戦いを見せてくれるであろうことは、専門誌を手掛ける立場としても、参考なるので本当に楽しみだ。